![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/ie96b7c7a2c0a3962/version/1656479882/image.jpg)
先日、玄関外部の手すり工事をさせて頂きましたので、工事の過程を
ご紹介します。
イズミさんの「アプローチグラブバー」という1本脚の手すりに
なります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/i237d8e67ef928e85/version/1638264685/image.jpg)
埋込みタイプの手すりなので、コンクリートに穴をあけます。(コア抜き)
丸いリングを穴の位置に固定し(足で挟むだけですが)、コアドリルを
回します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/i757d1b86753fe905/version/1638264881/image.jpg)
何回か回すと、丸い跡が付きます。
この後はリングを外して、刃を回転させていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/i2d1833615843942e/version/1638265003/image.jpg)
コアドリルの刃です。刃の先端は工業用のダイヤで、これが回転していくことでコンクリートが削れて行きます。
中にはスポンジがあり、こまめにバケツの中で回転させて刃先を洗うと
ともにスポンジに水を含ませます。穴あけ中にスポンジから水が出て
摩擦熱などを軽減します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/ifb42be18029673c9/version/1638265327/image.jpg)
抜いた直後。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/ie0d8b5df0b09d897/version/1638265394/image.jpg)
抜かれたコンクリートがこれです。直径105ミリの刃ですから、厚さは
130~140ミリで、かなり厚い土間コンクリートでした。
あけるのに要した時間は30分弱。直径が大きいのとコンクリの硬さも
あって少し時間がかかりました。
直径などにもよりますが、土間1か所のコア抜きは大体20~30分と
覚えてください。
(何かの役に立つかも?)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2cc13fece3d91b4c/image/ib3f95313000f0fba/version/1638265778/image.jpg)
土の中を更に掘り所定の深さを確保します。
その後、穴の内部と周囲を洗います。
深さの目印と汚れ止めを兼ねて支柱にテープを巻き、モルタルで
埋めます。
モルタルは棒などで、よく突き固めることが大切で、密になっていないと
後でグラつくこともありますので注意が必要です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s2cc13fece3d91b4c/image/i14a6323c37d4663f/version/1638265925/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s2cc13fece3d91b4c/image/ic4a65756df86c000/version/1638265963/image.jpg)
設置後です。
支柱部分がかなり頑丈なこともあり、グラついたり、たわむことは
ありませんでした。
また、高さや手すり部分の角度調整ができるのは、施工者側としては
助かります。
見た目にもスッキリしていますね。
りじちょう